高卒採用で事務職希望の高校生に伝えたい一般事務職の仕事
高卒採用で事務職を希望する学生の中で、残念ながらまったく事務職の仕事を理解していない学生が一定数います。
致し方ないことだと思います、高卒採用の情報はあまりなく、事務職も一括りにされています。
そんな高校生に少しでも伝わればと思い、私見ですが人事採用担当者目線で一般事務職をお伝えいたします。
よくある事務職に対する勘違い
一般事務職を説明する前に、手前にある事務職について少しご説明致します。
高卒採用の事務職の面接でよく聞くのが以下のようなやり取りです。
・学校で学んだ簿記の知識を活かして、事務職として頑張りたいです
・パソコンが得意なので、事務職に向いて言えると思います
0点回答ではありません。
しかし汎用的な回答でもありません。
簿記のスキルは経理関係の部署以外では、あまり必要としません。
パソコンが得意というのは、ワードなのかエクセルなのか、それとも趣味の領域の動画編集やイラスト作成なのか、部署により仕事に結び付くか否かが分かれます。
上記に関してはもう一歩、深い返答を考えた方がいいと思います。
いづれにしても、上記のような受け答えは事務職をあまり理解していない証拠となってしまいます。
事務職の種類
事務職といっても下記のように複数の部署が存在致します。
・経理事務
・総務事務
・人事事務
・広報事務
・企画事務
・法務事務
・秘書事務
・貿易事務
・営業事務
・物流事務
・一般事務
企業によって名称は様々化と思いますが、考えずに打ち込んでも上記の通りです。
まずは求人票の事務職の仕事内容で上記のようなカテゴリーの中で、どこに該当する求人なのかくらいは確認したほうが良いと思います。
『簿記が・・・』という回答は、経理事務を募集している場合は有効ですが、他の事務ではどうでしょうか。
本題の一般事務について
前置きが長くなってしまいましたが、本題の一般事務です。
一般事務というのは正直なところ、雑用が多いと思います。
『特定の業務を専門的に担当するのではなく幅広い分野の仕事を担って頂きます』などと書かれている場合があるかと思います。
これを企業側に訳すると『誰がやってもあまり成果が変わらないけど、誰かがやらなければならない仕事をやってもらいたい』となるのではないかと思います。
具体的に言うと
・書類のファイリング
・簡単なデータ入力
・書類や入力データに、ミスや漏れがないかのチェック
・社内備品の管理
・郵便物の仕分け
・一般的な来客の応対
・一般的な電話応対
・従業員からの問い合わせ一次窓口
・お茶出しや給湯室の管理
・従業員向け配布物の手配
上記のような仕事内容が想定されます。
思っているような事務職の仕事と比較して如何でしょうか。
こういった仕事内容で良いというのであれば、問題ありません。
しかし前述の通り、『誰がやってもあまり成果が変わらないけど、誰かがやらなければならない仕事をやってもらいたい』です。
『あなた』ではなくても、『他の誰か』でもいい仕事です。
何が言いたいかというと、これを入社後しばらくやり続けることが可能かを考えて頂きたいです。
オブラートに包まずお伝えすると、ただの雑用です。
万が一、嫌になって転職活動をする際には履歴書に書ける業務は、殆どありません。
その覚悟をもって、上記のような求人に応募して下さい。
一方で『優良企業であるから、そこで働きたい』ということが働く理由であるならば、一般事務職でもよいかと思います。
『その企業で働く』が目的であれば、職種は問わないのだと思います。
流石に大手企業でそう言った募集は昨今ないかと思いますが、地方のいわゆる『地元の優良企業』であれば、まだ求人があるかと思います。
いづれにせよ、一般事務職というのは皆さんが想像している通りの仕事内容なのか否かは、一度ご判断下さい。
企業にとっては『誰かがやらなければならない仕事』ですので、必要であることは間違いない仕事です。


コメント