就職留年と就職浪人どっちが良いかを人事採用担当視点で考える
就職浪人と就職留年近年一定数存在を確認します。
私の結論を先に言うと、しいて言えば就職留年です。
しいて言えばです。
追って説明しましょう。
就職浪人と就職留年の意味が混在する場合があるので私の区別をお話しておきます。
就職留年・・・就職活動の為に大学にもう1年通う
就職浪人・・・就職活動はするが大学は卒業する
就職留年を進める理由
新卒枠で就職活動が出来る。
やはりここが一番のポイントです。
就職浪人だと新卒枠での就職活動は困難です。
企業によって門前払いしている場合があります。
就職浪人だとノーチャンス企業が増えます。
既卒採用や第二新卒枠に行かざる得ない場合があります。
就職浪人のメリットはあまり感じない
前述のように就職留年には新卒枠での就職活動がメリットとして挙げられます。
一方で就職浪人のメリットはなんでしょう。
私は大学に行かないから学費がかからないくらいしか思い浮かびません。
しかも前述のとおり大学に行かないことは新卒枠ではないのでデメリットだと思います。
就職留年か就職浪人かの結論
私は考えるまでもなく就職留年だと思います。
私の個人的な見解ですが、オブラートに包まず本音をお伝えします。
大学を卒業してしまう就職浪人はプー太郎と同じです。
いろいろな理由と考えがあっての事だというのは十分承知しています。
でもそう見られてしまうということを認識しておくことも必要だと思います。
最終結論として就職浪人ではなく就職留年を選ぶべきだと思います。
就職留年と就職浪人に対しての人事担当としての評価
就職留年も就職浪人も採用したいとはあまり思いません。
これもオブラートに包まず本音でお伝えします。
残念ながら大学4年時に就職先が決定していないということは人事採用担当としてはリスクを感じます。
各企業が共通して感じる何かしらの問題点を疑います。
基礎能力不足、考え方、思考の弱点・欠点・偏りがあるのではないかと考えてしまいます。
世の中の多くの大学4年生が就職先を決定している最中、就職先が決まっていない。
少数派ですよね。
少数派に天才が紛れている可能性はもちろんありますが、人事採用担当者としてそんなリスクのある賭けに出たいとは思いません。
就職留年している少数派よりも、ひとつ下の学年の多数派の方がリスクは少ないと感じます。
就職留年と就職浪人のうっすらとした光
ここまで就職留年と就職浪人の学生を全否定してきましたが、私は過去に就職留年も就職浪人も採用していた時期があります。
人事採用担当者として駆け出しのころは就職留年や就職浪人の区別はせずに採用活動をしていました。
上司に『この学生就職留年してるよね』とか『就職浪人なんか採用するつもり?』なんて言われ続けながらも、面接時点での人間性を重要視して上司の意見に逆らってまでも入社してもらった就職留年、就職浪人の学生がいます。
残念ながら彼・彼女らが活躍することはありませんでした。
数値化すると離職率は就職留年、就職浪人の方が高く、人事評価の結果は就職留年、就職浪人の方が低いという結果です。
もちろん私の会社に入ってくれてた就職留年と就職浪人の人数は発表するほど多くはありません。
私の会社に魅力がなくて退職した、育成力がなくて評価が上がらないなど理由は就職留年や就職浪人だけが原因とは言いません。
しかしながら、採用時に感じていた違和感や懸念点は入社後に大きくなるのは事実です。
就職留年、就職浪人の学生で良いと思う学生には他の学生よりも違和感や懸念点を強く感じるのも事実です。
恐らくはその違和感や懸念点が各社が採用を見送る原因や、就職先が決まらなかった要因なのだと思います。
しかし就職留年や就職浪人の学生は他の学生と別枠で観てしまうという人事採用担当が陥る罠が実はあります。
少数派の天才感をうっすら感じて魅力的に映る場合もあります。
そんな時、私は必ず『この学生が就職留年(就職浪人)でなければどう感じるか』を自分に問います。
過去の私はそれができなかったんです。
ここが就職浪人と就職留年の学生のうっすらとした光だと思います。
人事採用担当者や企業としての採用経験値が低い場合に就職浪人や就職留年の学生が潜り込める可能性があります。
それでいいのならば就職浪人や就職留年もアリなのかもしれません。
人事採用担当者の最終見解
結論だけ言います就職浪人も就職留年もお勧めはしません。
今回のテーマの結論でした。
就職浪人か就職留年化で悩むのであればギリギリまで就職活動をすることを最終的にお勧めします。


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