採用担当者向け 2013年から2019年の就職活動(新卒採用)スケジュール
企業の採用担当者であれば当たり前の就職活動(新卒採用)スケジュール。
ところが採用担当者以外はあまり意識していません。
先日私の勤務している企業のとある役員から
『就職活動(新卒採用)のスケジュールって経団連が2,3年前に勝手にルール作ったんだよな』
なんて何一つ合っていない会話に付き合わされたところです。
流石にここまで認識が異なると一般常識のレベルを疑いますが・・・。
私の備忘も含め就職活動(新卒採用)スケジュールを下記にまとめました。
同じような経験をする採用担当者は多いと思いますので一助になれば幸いです。
今回は主に企業の採用担当者向けの内容です。
一方就職活動中の大学生にとっては歴史の授業のような感じでしょうか。
2013年卒から2015年卒
広報活動開始12月1日(大学3年生)
選考活動開始4月1日(大学4年生)
内定開始10月1日(大学4年生)
今から比較するとかなり早い段階から就職活動(新卒採用)をしていました。
この時期から就職活動ということは準備を考えるともっと早くから大学生は就職活動に取り組むことになっていました。
『これでは学業に支障をきたしてしまう』という大義名分のもと次年度から大幅に就職活動(新卒採用)スケジュールが変更されます。
実はこの変更は大きな変更です。
次年度からは3月1日から広報活動開始となりますので実質的に大学4年生になってからスタートされます。
バリバリの大学3年生として合同企業説明会に参加しなというのは大きな変更でした。
余談ですがこの頃の合同企業説明会は真冬に開催していましたので学生側、企業側ともに非常に寒かったです。
寒空の中冷たい風に吹かれながら会場入りしたことを覚えています。
2016年卒
広報活動開始3月1日(大学3年生)
選考活動開始8月1日(大学4年生)
内定開始10月1日(大学4年生)
一連の就職活動(新卒採用)スケジュールが一番マイナスに働いたのはこの世代です。
全てにおいて後ろ倒しされたこの世代、苦労の記憶しかありません。
何分初の試みが多くて企業側、学生側ともに手探り状態です。
企業側としては3月は決算とも重なり業務量は増えますおまけに人事異動、組織変更と人事としての繁忙期を迎えます。
さらに4月にはひとつ上の世代が入社して来ます、入社受け入れ準備・新卒研修・配属対応とやることだらけです。
私も採用だけをやっているわけではないので四苦八苦したことを覚えています。
ある程度の規模の企業はまだましですが、中堅企業はマンパワーがどうやっても足りないのでさらに厳しかったです。
最近はノウハウの蓄積と各企業の努力でギリギリレベルで業務遂行をしています。
各企業の実務リーダクラスはプライベートでも家族の卒業・進学・進級などが重なり実は公私ともにギリギリだったりします。
人事の採用担当者であれば同調して頂けると思います。
2017年卒から2020年卒
広報活動開始3月1日(大学3年生)
選考活動開始6月1日(大学4年生)
内定開始10月1日(大学4年生)
2017年卒当時は就職活動(新卒採用)スケジュール変更のあとの変更です。
学生が混乱していました。
学生目線で行くと3年間就職活動スケジュールが変化し続けていることになります。
先輩から引き継がれる情報や各大学の就職支援の継続性が弱かったです。
この時期の学生は口をそろえて『先輩の情報が当てにならない』と嘆いていました。
そしてこの頃から就職活動(新卒採用)スケジュールに大きな問題がクローズアップされます。
広報活動開始3月1日(大学3年生)
選考活動開始6月1日(大学4年生)
上記のスケジュールを守らない企業があからさまに登場します。
もちろんこれまでも就職活動(新卒採用)スケジュールを守らない企業は存在しました。
しかしながら大々的に守らないのではなくこっそり守らないような印象です。
そもそもリクナビやマイナビが広報活動開始まで本稼働しませんのでフライングもしづらかった背景があります。
ところがこの頃からリクナビ、マイナビなどの大手就職媒体以外の媒体があらゆる手法で求人情報を公開し始めます。
各企業の独自の採用サイトなどが増えてきたことも後押しします。
ひと昔前は就職活動(新卒採用)はリクナビ、マイナビの絶対王政状態でした。
ところがこの頃から中心ではあるが絶対的な存在ではなくなりました。
そもそも経団連の指針は絶対に守らなければいけない訳でなく、経団連に加入していない企業は指針に従う義理もないわけですね。
上記の背景と人材不足、売り手市場、インターンシップの過熱などが加味され就)職活動(新卒採用)の混乱期真っ只中です。
2012年卒以前
せっかくなので2012年卒以前のことも触れておきます。
ずいぶん前の話だという感覚ですがそれほど前でもありません。
このスケジュールは長い期間使用していますので『私の就活はこのスケジュールだったはず』と思う方は多いと思います。
広報活動開始10月1日(大学3年生)
選考活動開始4月1日(大学4年生)
内定開始10月1日(大学4年生)
現在と比較すると相当長いです。
これが学業に支障をきたすと言われてる日程です。
一方で企業研究や自己分析の時間は多く取れていました。
就職活動(新卒採用)スケジュールまとめ
個人的には寒い時期ですが2013年卒から2015年卒のスケジュールが一番良いと感じています。
学生側にも企業側にもメリットがあると思います。
形だけのインターンシップを過熱させるくらいならその時期にしっかりと広報活動をした方が良いと思います。
企業理解が弱い状況で就職し早期退職、もしくはメンタルダウンを引き起こすケースも散見されます。
社会人のスタートで躓いてしまった若者がその先の社会人生活を正常化させるのは至難の業です。
更なる不一致企業への就職、正規雇用以外の働き方、働かない若者への道筋が見えてしまいます。
少子高齢化に伴い働く人数は減っているのに上記のような若者は増えているのではないでしょうか。
就職活動(新卒採用)スケジュールが全く起因していないとは思えません。
しかしながら今後就職活動(新卒採用)スケジュールが前倒しされる可能性は低いでしょう。
(2021年卒だけは東京オリンピックの関係で就職活動(新卒採用)スケジュールは流動的です)
学生側、企業側ともに今後も臨機応変に対応していかなければならないようですね。


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