大学内合同企業説明会で学生が集まる企業と集まらない企業の差
大学内の合同企業説明会といえば各企業の採用戦略において重要な部分のひとつだと思います。
採用担当者としては新卒採用シーズンが始まると
『今年は何校出れるんだ』
『なんであの大学にはでれないんだ』
『これしか学生がこなかったのか』
『本当に行く意味あるのか』
上記のような冷たい言葉を採用の『さ』の字も解っていない役職者から浴びせられる度に気持ちが沈んでいるかもしれません。
『気にしないようにしましょう』
長年、人事採用担当として新卒採用に携わっていますが、上記のような発言をする役職者は必ずいます。
恐らくは新卒採用を『大した仕事ではない』と思っている方々です。
そんな方々にいちいち反応していたら時間と精神の無駄遣いです。
自分が何かをしても大して変化しない『関心の輪』です。
同じ新卒採用に携わる仲間として、自分で動くことにより結果が変わってくる『影響の輪』を意識して進んでいきましょう。
大学内の合同企業説明会で『鍵』を握るのは大学側で配布する企業紹介の冊子
本題に入ります。
大学内の合同企業説明会で学生が集まるか集まらないかの『鍵』を握るのは学生が手にしている大学側が配布している冊子だと思います。
知名度があったり、BtoCの企業であればある程度学生が集まるとは思います。
それ以外の多くの企業は学生目線でいうと『横並び』なはずです。
その多くの企業のなかから『とりあえず話を聞く』企業を選ぶツールは学内合同企業説明会の場合はスマホではないようです。
学校から配布されている各企業が紹介されている冊子を学生は重要なツールとしているようです。
結論を言うとこの冊子に何が書いてあるかが『学生が集まる企業と集まらない企業との差』になると思います。
なぜ大学側で配布する企業紹介の冊子を学生が見るのか
昨今の大学生はスマホを重視していると思います。
ものごころついたころからスマートフォンが市民権を得ていますのでそれ自体は違和感がないと思います。
ではなぜ大学側で配布する企業紹介の冊子を見るのかというと、下記のように推測します。
大学内の合同企業説明会は開催前に大学側でガイダンスをしてくれることが多いです。
『知らない企業も回ってみよう』
『同じ業界だけでなく複数業界を見るように』
『ひとり最低3社は見ておいた方が良い』
などという企業にとってはありがたいことを言ってくれる時間です。
その際に学生全員が話を真剣には聞かないでしょう。
『長いなー』なんて思っているはずです。
そんな学生が手元にある大学側が配布する企業紹介冊子に目を移すのは自然の流れでしょう。
流石に大学も授業中はスマートフォンの使用を基本的には禁止しています。
普段の授業ならばそれでも大学生はスマホを使用するでしょうが今回は自分の人生を左右しかねない就職活動です。
関連する情報が手元の資料にあるのであればとりあえずそれを手にして眺めるはずです。
こんな流れから学生が大学側で配布する企業紹介の冊子を見るのではないかと推測します。
またガイダンスが無くても開始時間前に集合している学生に企業紹介の冊子は配られます。
開催日時前に学生に配布している大学もあります。
大学名で配布している企業一覧です、繰り返しになりますが自分の人生を左右しかねない就職活動ですので目の前の情報を優先して大学側で配布している企業紹介の冊子を見ることを優先するでしょう。
その目にしている企業紹介の冊子から
『どこの企業にいこうかな』
『なんとなくこの企業よさそう』
『少し興味ある』
『ここの企業やだな』
『いかない』
上記のような選択をして数多くの企業から、わずか数社自分が話を聞く企業を選んでいくと思います。
企業として大学側で配布する企業紹介の冊子とどう捉えるか
最優先・最重要事項として捉えるべきだと思います。
各種求人媒体などは自社の求人媒体に力を入れてほしいのであまり学内合同企業説明会に関して話題にしないと思います。
しかしながら各種求人媒体(ナビサイト)だけでは企業として苦戦必至です。
求人を出す企業の増加と求人手法の多様化にともないひと昔前ほどの成果が見込めません。
その成果が落ちてきている求人媒体(ナビサイト)と学内合同企業説明会においての企業紹介欄、比較すると前者に圧倒的に力を入れていると思います。
情報量も多いですし、閲覧者も多いですのでそれは解ります。
しかしながら効率性や確率論でいうと学内合同企業説明会で配布される企業紹介は企業によっては各種求人媒体(ナビサイト)に引けを取らない威力があると思います。
大学によって50文字や100文字・200文字と情報量に差はあります。
その文字数で自社を表現するのは困難だと思っているのではないでしょうか。
毎年定型の文章を提出していませんか。
求人媒体(ナビサイト)やホームページ上の文章をコピーして文字数を削っていませんか。
差し障りのない文章をとりあえず作っていませんか。
そんな他社と比較して差別化できないような文章を企業紹介の冊子に掲載している企業は学内合同企業説明会を有効に活用できているとは言い難いところでしょう。
開始前から『学生が集まらない企業』側からスタートするようなものです。
ぜひ力をいれて他社と差別化を図るべきだと思います。
学生が多くの企業を流し読みするなか『んっ』と目を引くような文面が必要です。
企業紹介の冊子は自社を紹介することよりも学生の興味を引くことが目的だと思います。
学生に響くようなキャッチコピー
学生が興味を持つようなキーワード
正直なところ大学が配布する企業紹介の冊子に『力を入れている企業』は多くないと思います。
知名度がなくても、BtoCの企業でなくても、他社と差別化するチャンスだと思います。
まずはご自身の企業が大学にどういった文章を提出しているのか確認してみませんか。
大学の合同企業説明会に参加した際に他社がどういった表現をしているか確認してみませんか。
上記2つの行動をとるだけでも企業の採用力は上がると思います。
あなたはどんな文章を大学に提出していましたか。


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