合同企業説明会に参加する(見に行く・付いていく)役職者への注意点
新卒採用といえば企業の命運を握る大きな業務だと思っています。
採用担当者としては新卒採用シーズンが始まると
『また始まったか・・・』
『また1からか・・・』
『いつまでこれを続けるんだろう・・・』
上記のような思いになるのが正直本音です。
現状の3月1日就職活動広報解禁日などは少なからず憂鬱な気分がゼロではありません。
ましてやリクルートやマイナビの合同企業説明会ともなれば体力的(特に喉)にキツイものです。
そんな合同企業説明会に役職者がくるとなれば採用担当者としてはなおさら重たい気分になるでしょう。
そんな採用担当者を代表して合同企業説明会に参加する役職者の方々にひとつお伝えいたします。
ここでいう役職者の方とはプレイングマネージャーは含まれません。
課長や部長など肩書を持ちながらも必死に学生との接点を持とうとしている方は採用担当者です。
管轄する部署の責任者なのでとりあえず行ってみる
経営者としては一度は行ってみてみたい
社長が行った方が拍がつくだろう
こんなことを少しでも思いながら参加する方へのご意見だと思っていただければと思います。
結論から申し上げますと『邪魔』です
人事採用担当者として本音を申し上げますが『邪魔』でしかありません。
我々は企業の代表として誠心誠意・全能力を振り絞って学生に接しています。
そこまでの覚悟がないと大卒の新卒採用は上手くいきません。
綿密な計画と種々の経験から1日の流れを何パターンも考えています。
学生ひとりひとりに異なる対応をして惹きつけています。
管轄する部署の責任者なのでとりあえず行ってみる
経営者としては一度は行ってみてみたい
社長が行った方が拍がつくだろう
上記の方々を相手にしている暇はありません。
繰り返しになりますが『邪魔』です。
一番迷惑な行動
採用担当者としては『話しかけないでほしい』のが本音です。
役職者の方に話しかけられている間に自社に興味を持ってくれたかもしれない学生をロスとしている可能性があります。
『お疲れ、どうだい』
なんて会話をピーク時にやられると非常に迷惑です。
特に一番迷惑なのは
『こうしたほうがいいんじゃないか』
『ここはこうなんじゃないか』
などの思い付きアドバイスです。
新卒採用に長年携わってきた私からするとほぼ100パーセントそれは検討している案です。
検討したが見送った
検討したが自社の採用戦略には合わない
検討したが費用対効果が合わない
検討する余地もなく効果が見込めない
役職者ということもあり、こちらとしても一刀両断で切り捨てられない面もあります。
特に採用担当として経験の少ない方は困惑するところでしょう。
これは私が一番お伝えしたい注意点です
『少なくとも当日現場で意見は述べないでください』
理想的な行動
人事採用担当者として本音でお伝えします。
『来ないでください』が一番の理想です。
しかしながらそういう訳にもいかないことも流石に理解しています。
『来てもいいですが邪魔しないでください、できれば声もかけず顔も出さず』これが次の理想です。
観たいと思いますので来て頂く分には構わないと思います。
しかし人事採用担当として非常に忙しいです。
役職者と挨拶するくらいなら目の前の学生と会話がしたいです。
それが合同企業説明会に出展する企業の目的です。
また不慣れな採用担当者は役職者の顔を見るとリズムを乱します。
心を整えられない方が未熟で悪いのかもしれません。
しかしこの場は棚にあげさせてください。
彼、彼女らの心を整えることを優先頂きたい。
企業の採用にとってマイナスにならないためです。
役職者は何をしていればいいのか
恐らくここで言う邪魔な役職者というのは新卒採用の理解が不足している方々だと思います。
会場の端からはじまで歩いてみてください。
それだけで充分です。
各企業の採用担当者の必死さが伝わるでしょう。
喉を枯らしながら説明する担当者
集客に悩み抜く担当者
昼食も取らずに少数で善戦する担当者
何時間も立ちっぱなしの担当者
他社との差別化を意識したブース展開
他社に劣らないようにする配布物
実は各企業の目的、目標がいくつかにグルーピングされている事実
学生の思考、行動変容
その中に明らかに邪魔になっている役職者らしき人物も目に入るはずです。
あなたがそうならないことをお祈りいたします。
まとめ
こちらも採用担当者としてプロだと思っています。
新卒採用に関しては自社の最高戦力だという自負もあります。
新卒採用に関して特殊な能力や考えがあまりないと思っている方が多いのではないでしょうか。
『若くて外見が良ければいい』
そう思っている割合が多ければ多いほど、採用担当者は貴方と会話することが苦痛になっている可能性が高いです。
あなたの会社の役職者はどんな方ですか。


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