2021年卒新卒就職・採用活動の日程・スケジュール変更・見直しに関して
2021年卒の新卒採用に関して少しニュースになっていたので触れてみたいと思います。
人事採用担当者としては見逃せない話題でもあります。
余談ですが新卒採用を扱っている業者でこの手の話題が成り立たない場合は一緒に仕事をしたいとは思いません。
Win-Winの関係性構築が出来るか疑問を抱くからです。
この記事を投稿しているのは2018年3月の段階です。
2018年3月時点の人事採用担当者としての感覚と情報をもとに記述いたします。
経団連からの発表
さて現在は2019卒の新卒採用において3月1日の解禁を迎え慌ただしい最中です。
そんな中経団連の会長から2021年卒の就職・採用活動に関しての日程・スケジュールの見直しを検討していると発言がありました。
実現すれば日程・スケジュールの変更は久しぶりとなり、混乱が生じる可能性があります。
なぜ2021卒新卒就職・採用活動の日程・スケジュールが見直しなのか
実は少し前から話はでていました。
原因ははっきりしています、2020年東京オリンピックです。
2020年の東京オリンピックにおいて大規模な会場は占有される見込みです。
企業が説明会や面接を従来と同じ形で行えないという事情を考慮してのことです。
具体的には東京ビッグサイトや幕張メッセなどが使えなくなるということです。
上記が見直しを検討している理由だとするならば日程・スケジュール変更は2021年卒の大学生限定となります。
経団連からの見直し案は4つ
経団連からは見直し案が4つ出てきました。
①選考解禁日を3月に前倒し
②説明会を3年の12月に前倒し
③『指針』を『目安』に変更
④『指針』を廃止
人事採用担当者として正直どれも疑問が湧く見直し案でした。
ひとつづつ感想を述べます。
経団連からの見直し案①と②関しての感想
①選考解禁日を3月に前倒し
②説明会を3年の12月に前倒し
そもそもこれが案としてふたつに分かれていることに関して疑問です。
①を実行するには②が前提だと思いますし、②を実行するのであれば①が前提です。
現状の説明会3月、選考6月は片方だけ動かすということはないはずです。
①と②は案としてはひとつとみるべきでしょう。
この案は以前の採用スケジュールを模したものです。
説明会12月は懐かしいですね、2014年卒まで使用されていたスケジュールです。
このスケジュールが変更された背景は大学3年生の12月から就職活動に取り組まれては学業が疎かになるという大学や政府の大義名分があります。
一度この大義名分を振りかざした以上2021年卒単年とはいえ導入しづらいと思います。
経団連からの見直し案④に関しての感想
先に④に対しての感想を述べます。
④はないと思います。
長きにわたり大学生の就職活動に関して口を出してきた経団連。
2021年卒単年とはいえ『指針』を廃止するようなことはないでしょう。
逆に一度『指針』を廃止してしまえば、その先に『指針』を出すことに違和感を覚えます。
経団連からの見直し案③に関しての感想
私はこの③が落としどころとしては無難だと思います。
本来は④に近い案です。
『経団連としては特殊な事情があるので2021年卒だけは目をつぶります。
でも方針は『指針』の通りです、あとは各企業に判断を委ねますよ。』
上記のような発表になるでしょう。
経団連としては『指針』ありきだが『目安』なので後は各企業の責任で決めてください。
おそらくこんなところでしょう。
この場合大手求人媒体は『指針』に従って3月に求人サイトを解禁させる可能性が高いでしょう。
現実的には今と変わらないのではないかと思っています。
人事採用担当者としてはこの先どんな展開になるのか最新情報を気にしながら対応を検討しなければなりませんね。


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